京都案内  こうへいブログ  

京都観光案内 それをわかりやすく伝えるために奮闘する文章研究の日々

ほんとうのおススメ  閑古鳥よ鳴かないで

京都三大観光地

新型コロナの影響で、京都の観光地も本当に人が少なくなりました。

国内からおこしになられる方たちだけでは、この10年くらい続いた混み具合には、たぶん、もうならないでしょう。

インバウンドの人々が訪れることのないこの期間は、いつまで続くのかわかりませんが、あとから振り返れば、希有な事態だったと思い出されるにちがいありません。

もしこの機会に京都観光されるなら、四季を問わずに是非おすすめしたいのは、やっぱり有名な京都三大観光地なんですね。

「行ったことあるよ」という人もたくさんいらっしゃるかもしれません。でも、そのときは、かなり混んでいたのではないでしょうか。

あえて、この状況だからこそ、おすすめしたいのです。ただ、今すぐというわけでもなく、細心の注意を払いつつ、事態がもっと落ち着いてからでも全然大丈夫なんですね。外国から来訪されるのは、もっと、もっと先になるはずですから。

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抹茶館・満月・まるん

ひとつめは、清水寺とその参道からつづく二年坂から三年坂エリアです。三年坂にある『抹茶館』では、抹茶ティラミスがやはりおすすめです。

『抹茶館』の四条河原町店では、全く同じ味なのに、この抹茶ティラミスを食べるために、なぜか3、4時間待ちの行列が出来ています。

こちらの三年坂のお店では、コロナ騒動になる前でも、すぐに案内してくれていました。

そして、この付近でお土産を買うなら、『満月』( 清水・産寧坂店)の阿闍梨餅(あじゃりもち)という京都風どら焼きが喜ばれると思います。

そして、その2軒先にある『まるん』というお店は、【まんまる瓶】に入った飴さんの詰め合わせや【ぴこまるん】に入った金平糖など、魅力的な品揃えがうれしい、地域一番人気店です。

とびきり美味しいレストラン

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ふたつめの場所は、やっぱり金閣寺。拝観が終わったら、お昼はすぐ近くの、洋食屋『いただき』というお店に行ってください。

なにを頼んでも間違いありませんが、ハンバーグを頼むと、その味を、この先ずっと忘れることはないでしょう。

和食のイメージが強い京都ですが、意外にリーズナブルでとびきり美味しい洋食屋が数多くあるのです。

中華料理のお店もそうなんですが、京都はそんなに都会ではないのと、和食店以外はネットにもあんまりでていなくて、「なんでこんなおいしいのにガラガラなんやろ」と思うことがよくあるんですね。(*『いただき』さんは人気店ですので、開店と同時に行くのがおすすめです)

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嵐山でトウフとお土産

そして、みっつめの場所は渡月橋を中心とした嵐山エリアがおすすめです。このエリアで食事されるなら、天龍寺塔頭・宝厳院の前にある『湯豆腐 嵯峨野』。

メニューはひとつだけで、湯豆腐コース・十品・¥3800と、お手頃価格です。

夏には夏の、冬には冬のメニューになっていますので、季節を問わずおいしくいただけます。

京都のトウフとは、嵯峨野のトウフとはこういうものなのかと、きっと満足いただけると思います。

嵐山エリアはまさに、お土産販売店ワールドといってもいいほど、土産のお店がひしめいています。

あまり時間がなかったり、「多すぎてどこに行けばいいんだよ」となったときは、京都を代表する老舗店舗が一堂に集合している『昇龍苑』というおみやげ館に行くのがいちばんです。

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そこには、お庭を眺めながら京の味を楽しんでいただける無料の憩いのスペースが設置されています。

渡月橋と天龍寺のちょうど中間地点にあるので、歩き疲れたらここで一休みしましょう。

『昇龍苑』1階にある、お濃茶ラングドシャ「茶の菓」をはじめとした、京の「ほんまもん」の洋菓子を追求する『京都北山 マールブランシュ 嵐山店』。

一度は買っていただきたいお店なんですね。

ほかにも、『京つけもの 西利』・『嵐山 豆腐茶屋』・『福寿園 嵐山茶屋』などのお店も絶賛営業中です。

ぜひ、奥深い老舗の魅力を体感しに行かれてはいかがでしょうか。

 

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