南の風は俺にどういうの

はてなブログ 今週のお題  【海】

海と言えば、やはり渚でいい音楽が聴きたいと思います。
それも、やっぱり邦楽、できれば80年代から90年代がいいですね。
王道は桑田佳祐の曲だけど、矢沢永吉、稲垣潤一、鈴木雅之なんかも雰囲気があります。

京都市生まれの私は、近くに海がなく泳ぐ場所はいつも琵琶湖でした。今は、高速道路が整備されて京都府の北まで、たとえば舞鶴や宮津なんかでも一時間半ぐらいで到着します。
それでも、海というと、やっぱり物凄い距離感を感じるのです。
海岸沿いの風景や、渚のビーチなんかは身近な感覚ではありませんでした。もしかしたら、海はあまり好きじゃなかったかもしれません。

ところが、はじめて神奈川の海を見た時に衝撃が走りました。こんな景色があったのかと。それは、茅ヶ崎の海と、横浜の海の見える丘公園(付近)のふたつの場所です。ともに時間は夕暮れ時でした。

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茅ヶ崎の海を見ながら、聴いた曲はKUWATA BANDの『ONE DAY』。
「波のしらべに君も揺れる 南の風は俺にどういうの〜」という歌詞を茅ヶ崎の海を見ながら聴いたとき、桑田佳祐という人は天才だと思いました。この場所で生まれ育った人だから、この曲を編み出したのでしょう。
ビートルズの名曲『イエスタディ』も、彼らが港町のリバプール生まれでないと作り出せない曲だといわれています。確かに『イエスタディ』を聴くと、なるほど、まさにそのとおりです。リバプールは写真でしか見たことありませんが。

そして、横浜の海の見える公園付近のほうは、矢沢永吉の『ニューグランドホテル』。
夕暮れ時、「雨音がしのび込むニューグランドホテル〜」という歌詞を、霧雨の降る中、海側を背後にしてニューグランドホテルを見上げながら聴きました。(もはや、海に背を向けてしまっています)
少しうす暗い空もように、街灯の光が、ホテルの窓に雨がふりそそいでいるのを映しています。見事に曲にはまった風景に、正直、少し震えました。京都では見る事のできない、全く違う文化の横浜の景色に感動したのです。

彼の声と旋律は、横浜を描写する為にあるのではないかと感じます。
矢沢永吉は広島生まれですが、高校卒業後ビッグになる為にはじめて上京したのが横浜です。
永ちゃんは、本当は東京に向かうはずでしたが、体調が急に悪くなり横浜で下車することになります。その流れで暮らしは横浜ではじまり、初期の音楽活動も横浜のライブハウスが拠点となったのです。まさに、見えない何かが導いているとしか思えません。


その他の、渚で聴きたいおすすめの曲を紹介したと思います。

鈴木雅之 『ファーストラブ』  

稲垣潤一 『夏のクラクション』

スターダストレビュー 『 Stay My Blue  君が恋しくて 』  

 

なんだか、夏の終わりの曲ばっかりになりました。今年の夏は寒いので、まさに『夏をあきらめて』という気分なのかも知れません。